2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

多額の設備投資を必要とする設備投資型産業とは

大きく分けて企業の特色として 比較的大きな資金を設備投資に投資する企業と 設備投資をあまり必要としない企業の2つ存在しています 今回は比較的多くの設備投資費を必要とする企業についての特徴を詳しく見ていくことにしましょう! はたして設備投資費がか…

減価償却費

減価償却費は現状維持費用 ここでは以前にも出てきた減価償却費について詳しく説明したいと思います 以前キャッシュフローの記事で現状維持費用について説明しました 現状維持費用は言葉そのままで現状維持するための費用で 現状維持費用くらいお金を回せな…

IT企業は何を求めているのか?

IT企業は知名度が重要! 日本のIT企業といえば 楽天、ライブドア、サイバーエージェント、ヤフーなど他にも多くのが挙げられます 今私たちはインターネット使って ブログを書いたり 映画をみたり ゲームをしたり 本を読んだり ニュースを見たりと 日々の生活…

人材育成は未来への投資

企業は私たち労働者を毎日何気無く働かせていますが 企業において人材とは何なのでしょうか? 人材は貸借対照表に現れるわけでも 投資キャッシュフローに現れるものでもありません 扱い的には経費として記載させます これは本来私たちにとって非常に屈辱的な…

信用と金利の深い関係

以前にもブログで書いたのですが 金利というのは借金の借りての信用力によって変わると記載しました 信用というのはきちんとお金を定期的にでも返してくれるか返さないかのことである 例えば 真面目で大手の会社に勤め月収50万円をもらい、貯金が500万円ある…

長期金利

<長期金利は潜在的なインフレ率や成長率を反映させる> 政策金利というのは中央銀行の金融政策によって左右されるが、 市場金利というのは市場の取引を通うじて基準が決まってきます しかしいくら市場金利が市場の取引で基準が決まると言っても金融政策の影…

中央銀行の独立性

中央銀行と政府はどんな関係であることが理想なのでしょうか? 基本的に中央銀行と政府は独立した関係であることが望ましいと言えます これから詳しく説明をしていきますが なぜならそれぞれのミッシュンや思惑が中央銀行と違うからです 日銀のミッションは…

損切りを獲得せよ

<損切りがうまい奴ほど利益を積み上げる> 投資をしている人ならば薄々わかっていると思うのですが どんなに有名で、聡明な投資家であったとしても 勝ち続けることは不可能です どんなに優れた手法、分析、戦略を駆使しても 市場というのはランダムで効率的…

損切りを獲得せよ

<損切りがうまい奴ほど利益を積み上げる> 投資をしている人ならば薄々わかっていると思うのですが どんなに有名で、聡明な投資家であったとしても勝ち続けることは不可能です どんなに優れた手法、分析、戦略を駆使しても 市場というのはランダムなので、…

稼ぐと使うで価値を上げろ!

企業の価値を判断するための指標としてDCF(ディスカウントキャッシュフロー)というものがあります DCFとは 将来の企業の価値を今の価値に変換してから有利子負債で引く そうすることで企業の現在の価値(株式の価値)を示すことができます これを式にしてみる…

金利を監視する中央銀行

金利はその広大な規模から上昇、下降が 経済に大きな影響与えることは容易に想像がつくだろう 例えば金利が上昇すると 企業は銀行からお金を借りて設備投資、規模拡大をしても利益を上げられる機会が少なくなってしまう すると設備投資を抑えて、在庫をなる…

金利の上下を左右する要因

成長率とは 去年と比べてどれだけ所得が増えて豊かになったか を示すものとなっています。 しかし去年より所得が上がっても 日常的によく使うものが去年100円で買えたものが今年はインフレによって150円で売られていたとしたらどう感じるでしょうか? もしか…

フリーキャッシュフローが本当の実力

キャッシュフローを重視した経営 例えばアマゾンが行なっている経営をキャッシュフロー経営と言います キャッシュフロー経営の基本というのは稼ぐ、使うことにあります 詳しく表すと 営業キャッシュフローで稼ぎ 投資キャッシュフロー、財務キャッシュフロー…

赤字を出した時のリカバリーのやり方が大事

赤字を出しそうな時、赤字出した時 とにかく手元流動性を増やすことが優先順位の一番となります 現金を増やそうとお金を借りたり 資産を売却したり 人件費を削減したり 業務の効率化を図ったり お金が出て行かないように投資資金を抑えることもしなくてはい…

財務キャッシュフローの盲点

財務キャッシュフローとは 財務活動でのお金の出入の流れのことである これだけでは何を言っているのかわからないが 2つの具体例で説明できる 1つ目は借入、社債、増資などの資金調達や資金償還 2つ目は配当や自社株式買入れなどの株主への還元 ここで注意…

未来に投資せよ!!

投資キャッシュフローとは一見投資をして得た利益を表すもの思いがちですが きちんと言葉で定義すると 企業が投資にどれだけお金を使ったか、またその投資からどれだけ回収したかを表したものです 基本的には投資キャッシュフローがマイナスであることが良い…

キャッシュ・フロー計算書

キャッシュフロー計算書とは3つに分かれている ・営業キャッシュフロー 本業でのキャッシュフローで、稼ぐ必要がある ・投資キャッシュフロー 投資への支出、回収 未来への投資、現事業維持投資、財務投資、資産売却など ・財務キャッシュフロー 資産過不足…

未来の投資のためのキャッシュフロー

キャッシュフローとは ほぼ字の通りなのですが、お金の流れのこと言います 企業であれば現金や預金と言い換えることができるでしょう 投資をやっている人ならばキャッシュフローの重要性を理解していると思いますが これがなければ 企業を成長させたり 規模…

企業の安全指標(インタレスト・ガバレッジ・レシオ)

企業の多くは銀行から借金をして資金を調達して 自らの会社の設備投資をしたり、事業を拡大して さらなる利益を追求していきます 会社の利益追求は良いことなのですが お金を借りすぎて、会社経営を圧迫しては意味がありません これは企業だけでなく私たちの…

リターンを上げるためにできること

まずはきちんと市場の構造を理解することが大切である 例えばランダムウォーク理論や行動ファイナンス理論などきちんと理解すること そしてそれらの歪みをつくような機会に投資を行なっていくしか リターンを上げる方法はないのである 歪みをつくためには市…

金利の決定因子

金利というのは市場の成長率を見る上で非常に重要な働きをしているます 例えば 金利>経済成長率であったとするならば 企業というのはお金を借りて事業の拡大、設備投資など先行投資をして利益を得ます しかし借りた金利以上に自分の会社が成長していかなけ…

金利の種類と指標金利

金利はとても身近な存在なのにも関わらず 難しい、苦手だと考えるのは何故でしょうか? おそらくそれは金利にはたくさんの種類が存在していることが大きな原因である これからそれがどんなものがあるかざっと見ていくことにしよう 例えば 資金の貸し借りの期…

人間は本来投資に向いていない

投資の理論構造としては大まかに言ってランダムウォーク理論と行動ファイナンス理論の二つに集約される 市場と大部分はランダムウォーク理論から効率的であるので、 どんな効果的と思われる手法を使ったとしても最終的に同じような結果が出てしまう しかし中…

借金をしても大丈夫な額は?

私たちの身近な借金といえば 住宅ローンとか、車のローン カードローンとかありますね また企業も新しいプロジェクトと行ったり 設備投資をしたりで銀行から借金をして経営をしていきます そこでどのくらいの借金ならば安心して経営を営んでいけるのか大体の…

日本のGDP、国内総生産について

日本と他国の比較にGDPと言う言葉が 出てきますが、簡単にここで説明していきたいと思います GDPとは日本国内における一定期間の付加価値の合計です。 もう少しわかりやすく言えば 日本人がある一定の期間労働して積み上げた価値の合計 価値はお金として大丈…

プロスペクト理論

投資において人々の心理行動を理解することは 投資でリターンを上げるために大きな役割を果たします 人の行動の傾向や偏りを科学したものを 行動ファイナンスというのだが この行動ファイナンスの中でも重要な プロスペクト理論に今回は焦点を当てて話してい…

リスクに向き合う

リスクという言葉を好きな人はほとんどいないが リスクを認識して向き合いそして収益を狙うやり方が存在する それがリスクプレミアムを狙う戦略だ 先程言った通り 人と言うのは悪い印象のもの 未知なもの 価格の乱高下が激しいもの など一般的にリスクのある…

効率的な市場の条件

効率的な市場を成り立たせるために 大きく分けて3つの条件に集約される 1目の条件として、企業の業績、経済指標など 金融取引における情報が正しく、正確に伝わることが重要である これらは金融取引において重要な情報であり その情報が市場の質を決めると…

エリートでも支配できない市場

市場の機能というのは 多種多様な投資家が多数存在して 資金の量 考え方 くせ 熟練度 情報の質、量 などあらゆるものが集約され 価格に織り込まれていくという機能がある また市場というのは時々大きく間違えてしまう 例えば リーマンショック サブプライム …

赤字経営ならば迅速に黒字化せよ

もしあんなたが経営している会社が赤字経営になってしまったらどうでしょうか? 普通の人なら一刻でも早く黒字化させなくてはと考えるでしょう しかし一般的に赤字に陥ってしまった企業というのは簡単には黒字化にするのは 難しいと思われます だから猶予期…