信用と金利の深い関係
以前にもブログで書いたのですが
金利というのは借金の借りての信用力によって変わると記載しました
信用というのはきちんとお金を定期的にでも返してくれるか返さないかのことである
例えば
真面目で大手の会社に勤め月収50万円をもらい、貯金が500万円ある真面目A君
フリーターでお母さんからお小遣い5万円をもらい、貯金0円の親の脛かじりパラサイトB君
どちらがきちんとお金を返してくれると思いますか?
これは間違いなくA君になりA君の方がB君よりも信用力が高いと言えます
信用力の高いA君は必ず返してくれるので借りるための審査は厳しいが金利の低いところからお金を借りれるでしょう
一方で
信用力の低いB君は返してくれる見込みは低いので金利の低いとこでは審査は間違いなく落ちるでしょう
しかし金利の高い例えば消費者金融とかカードローン的なものなら借りれるかもしれません
ちなみに闇金ウシジマ君にお金を借りてくる人は間違いなくB君のような人が多いでしょう笑
ここで具体的な数字を当てはめ手信用力と金利の関係をみてみましょう
例えばある銀行が返せる確率100%のA君に100万円を1年間で金利1%で貸し出すとしましょう
銀行が1年後得られる期待値は
101万円×100%=101万円となります
そこでA君のお金を返せる確率が99%になったとします
すると銀行が1年後得られる期待値は
101万×99%=99.99円となり
元本を割ることになります
このままの金利で行くと銀行はリスクを背負ってお金を貸し出す意味がなくなってしまうので金利を上げます
そこで年2%の金利に上げたとしましょう
すると銀行の1年後得られる期待値は
102万円×99%=100.98円となり
元本以上の期待値を得ることができます
つまりリスクに見合う金利となります
正確にこの計算方法ではないのですしリスクに見合った金利ではないのですが
金利と信用力の関係だけ理解してください
今回の例では
金利2%以上にすることが銀行としては望ましいと判断できます
正確に信用力を把握し相手のデフォルトする確率を見つけですことは不可能ですが
信用が低いと金利を高くしなければ割りに合わないことが少しは理解できたのではないでしょか?
また銀行や消費者金融など多くの貸し出し金融はお金を貸す人の数、つまり分母が非常に多いため
例え1社、1人と倒産したり、借金を払えなくなったとしても他でカバーができるようになっています
だから多く金融期間は多くの貸出先を見つけ出し
貸し付けて分母を増やしリスクを分散するのです
まとめ
・信用力とは大雑把に言ってお金を返してくれる安心力
・お金を貸し出す金融機関は多くの人や企業にお金を貸し出すことによってリスクヘッジをしている