通貨が高くなるルート

今まで文字で通貨高になることを文字で伝えてきましたが

表を用いて視覚的にわかりやすく復習してみましょう!

 

 

 

 

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まずは上半分の貿易収支の黒字化から説明して行きましょう!

 

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貿易収支が黒字化するためには基本的に

 

輸出増加でなければいけません

 

では輸出増加させるにはどんなことが必要であるでしょうか?

 

そこで2つの要素が必要と考えれるのですが

1デフレによる商品価格の低下による価格競争の向上

2デザイン、魅力、性能など価格以外の非価格競争力向上

 

である。

 

同じ商品ならば、基本的には安い商品を買おうとしますよね?

 

もしかしたら

店員さんがいい人だったり

可愛い人が売っていたり

売っているお店が好きだったり

して高くても買うという人はいるかもしれませんが

 

合理的に考えれば価格の安い商品ならば安い方で買うはずです

海外に輸出して海外でも価格競争で勝てるのであれば

もちろん安さで勝る輸出商品を買うだろうから、結果的に外貨を得られる。

 

一方で商品が価格以外の部分例えばデザインや色合い、性能などで優れて売れば

同じ種類の商品の中からそれを選んでもらえるます

 

例えばアップル製品はデザインや使いやすさ、かっこよさなど価格が多少高くても

他のパソコンやスマホよりもアップルの商品を選んでお金を払います

 

アップルのような商品を輸出品として出せば外貨を得ることができます。

 

このようにして輸出で得た大量の外貨を売って、自国通貨を大量に買うことで

自国通貨高にすることができる

 

 

次に下半分の説明をしていきたいと思います。

 

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もう1つ通貨高になるルートが存在していて、それが海外からお金が集まることです

 

では海外からお金が集まるにはどんなことが挙げられるでしょうか?

 

大きく分けて2つ紹介していきます

 

まずは高景氣による金利の上昇している場合です

 

経済が上向いてくると、インフレが起こります

 

それに伴い金利が上昇すると、リスク資産からリスクの低くかつ金利の高い国債や債券に資金が集まるようになります

 

次に高い成長率の企業が多くある場合です

 

好景氣であれば企業の成長力が高くなり、世界中で注目を浴びるような企業が出てきます

 

その企業を買収しようとその国の外貨を買おうとするのでその国の通貨は高くなる

 

以上の大きく分けて2つのルートによって通貨高は起こる

 

日頃からニュースの情報をただ見るだけでなく

 

自ら考えながら読み解くことが大切なのです