為替とは?

為替のレートの変化は国の経済すら影響を与える。

 


為替というのは端的に言うと異なる国と国との通貨の交換取引である

 

時に為替は大きな問題を引き起こし、貿易摩擦など生じることがある

 

それが国同士にいざこざを起こし、敵対関係を生み出す引き金となってしまいます

 

 

それくらい規模が大きく

影響も大きい

私たちの生活にも影響を与えることなので

基本的なことをきちんとおさえておく必要があります

 

 

まず日本とアメリカの貿易について考えてみよう!

 

1ドル100円の車の部品を日本からアメリカに輸出したとする

 

その商品が一つ売れれば日本の輸出は100円儲かることになる

 

しかしその1ドル100円の為替レートが1ドル90円に変わってしまったとします

 

つまりドル安円高になっています

 

すると得られたはずの利益よりも10円利益が下がってしまうことになるのです

 

これを為替リスクと言います

 

 

この為替リスクを補填するために部品を110円にすればいいと考えるかもしれないが

 

そのことによって商品が売れなくなってしまったり、売ることができる数が減ってしまう可能性があるので簡単に商品の値段を上げればいいわけではない

 

一方輸入を考えてみましょう!

 

1ドル100円の部品を輸入した際に1ドル90円になると

 

本来100円で仕入れるはずだった商品が90円で仕入れられるので

 

10円安く仕入れることができるます

 

ここでまとめると

 

日本の輸出が有利になるにはドル高、円安の状態

 

日本の輸入が有利なるのはドル安、円高の状態

 

となるときである

 

同様なことはアメリカの立場からも言えます

 

ドル高、円安のときはアメリカの輸入が有利にな

 

ドル安、円高の時はアメリカの輸出が有利なります

 

ちなみに日米貿易摩擦時のプラザ合意円高を強いるものであり

 

アメリカの輸出を有利するするものでありました

 

詳しく知りたい人は調べてみてください

 

 

 

日本全体で貿易の割合を見てみると、輸出はGDPの 17.6%。輸入は15.9%である

 

このことから日本経済全体において輸出、輸入は非常に重要であり、大きな影響を与えることを示している

 

よって為替レートの変動は企業だけでなく、国全体にも大きな影響を及ぼすのです

 


普段のニュースでよく円高、円安の情報が入ってくると思います

 

日本全体でみるとどうなのか、個別銘柄に落とし込むとどの企業に影響があるかなど考えてみるとお金の流れが把握してでき

 

より効率的に銘柄選定ができると思います

 


まとめ

円高、円安によって貿易収支に影響が出る

・円安であれば輸出が有利で、円高であれば 輸入が有利

・日本経済でみると円安である時貿易収支はプラスである可能性がある。