本当に大切な「価値」

商品の重要な要素は価値である。

 


商品というのは2つの要素に分解できる

1つ目は「価値」

2つ目は「使用価値」である

 

「価値」はざっくり言うと商品の値段であります

例えばボールペン一本100円、パソコン一台5万円、歯磨き粉1個300円と言ったところです。 

 

一方で「使用価値」とは商品の使用用途であり、他者の欲望を満たすものであります

 

消費者側の目線からみると「使用価値」の方が重要にみえるのですが、

資本家から見た時重要なのは「価値」なのです

 

なぜなら商品の用途が重要ではなくて、資本家というのは利益を上げることが仕事なので

あくまで利益を得ることが重要なのです

いくらで売れるかという「価値」が重要になってきます

 

「使用価値」というのはあくまで商品についているおまけみたいなもので

どんなものでもいくらで売れるかが資本家にとっては重要なことなのです。

 

ここで問題になってくるのが

資本主義と言うものが行き過ぎてしまうと

お金になればなんでも良いと言う考え方に至ることです

 

資本主義というのは他者はあくまでお金儲けの対象であり

お金になるならなんでもいいので

最悪死なない程度の毒みたいなものも入っていても商品が売れるのであればオッケーなのです

 

ましてや資本家が影響を受けるわけでないので許されると言うことになるのです

 

これは全く言い過ぎではなく、私たちの今の生活に当てはまっていきます

 

商品を売れやすくするために大量の砂糖をつかったり、添加物をして人間の脳を麻痺させたり、日持ちを良くするために防腐剤をたっぷりと使ったりしています

 

商品の裏側に訳の分からないカタカナいっぱい並んでませんか?

ただ食べるだけなのになんでこんなの入ってるんですか?

商品の見た目や味なんて変わらないのになんでこんなに安かったり、高かったりするんですか?

 

他にも建築、医療、他にもお金儲けのために私たちの身体なんか無視した儲けるシステムが蔓延してることに気づかなくてはいけません

 

私たちの生活はこの資本主義のシステムの中で気付かぬうちに仕組まれているのです

 

まとめると資本家にとっては重要なのは価値であり、売るためならば多少のことでもなんでもやると言うことです

 

現実を受け止めることは非常に困難ですが、これが私たちの生きる資本主義のシステムなのです。

 


まとめ

・商品は価値と使用価値に分けられる

・消費者にとって重要なのが使用価値、資本家

 にとって重要なのが価値

・資本主義では他人はお金儲けの対象であり、

 それが行き過ぎると儲けるためならなんでも

 ありになる。

・行き過ぎの資本主義は私たちの生活を飲み込

 む