資本主義における階級

労働者には利益の分配はない

 


資本主義において3つの階級が存在する

 

それが労働者、資本家、地主の3つである

 

 

労働者の労働力は商品がされて、その対価として毎月賃金を得る

 

労働者の賃金には3つの役割があり

1つめに衣食住+レジャー代

2つめに家族の養育またら子供の教育

3つ目に自己投資資金である

 

資本家の立場としては儲かったお金の一部を労働者の賃金に当てられるので

少しでも賃金の3つの役割を搾取して、利益を多く生みたいのです

 

労働者の労働力は賃金以上稼いでいるが

賃金以上のお金(剰余価値)は搾取されているのだ

 

また資本家は労働力を活用するための土地または環境がなければいけないので、土地代を地主に払わなくてはいけない

 

この土地や環境は労働者や資本家が作り出すことができないので、剰余価値の一部から分配されて支払われる

 

ここで重要なのが

労働者がどんなに働きて資本家の利益を上げたとしても毎月の賃金以上にはお金は貰えないシステムになっているということだ

 

つまり剰余価値から分配されない

分配されるのは資本家同士または地主たちである

 

能力の高い労働者ほど搾取されていて、そのシステムから逃れるには自らが資本家または地主として生きていくしかないのである。

 


まとめ

・資本主義階級は労働者、資本家、地主の3つである

・労働者の毎月の賃金は労働力との対価であり、資本家と地主は剰余価値の分配からお金を得る。

・労働者はどんなに利益をあげても搾取され、剰余価値から分配を得ることは資本論上できない