流動性とボラティリティーの違い

売りやすさ、価格変動性さえも価格を左右する

 


市場で価格が決定する要因として多くのものを見てきまし

 

金利、景氣、需要など様々あります

 

もう一つ市場において価格に影響を与えるものがあります

 

それが流動性と言われるものです

 

 

流動性とは簡単に説明すると

売却して現金にしやすさを意味します

 

バランスシートを見てみれば資産の部で流動資産とか言いますよね?

 

例えば

株における流動性の高い銘柄であれば

 

その銘柄を買ってもすぐに売却できるほど買い手が多いですが

 

逆に流動性の低い銘柄では

 

なかなか買い手がいないので時間をかけないと売却は難しくなります

 

ちなみに株全般は流動性が高い投機先になっていて、

不動産などは流動性が低い投機先になっています

 

流動性が高いと

投資家心理としてちょっとの間買っておこうと心のハードルが低いので比較的価格は高くなりがちであるが

 

一方で流動性が低いと

安易な気持ちで買うことができず

慎重になりますので

価格は低くなりがちです

 

ここで流動性と少しにていようなものとしてボラティリティーがあります

 

ボラティリティーは

価格の変動のことをいい

値動きが激しいか、激しくないか

を意味するものです

 

ボラティリティーが高ければ変動が大きいので投機家はあまり好んで買わないので価格は安くなる傾向にあるが

 

ボラティリティーが低ければ価格があまり動かないので価格は高くなる傾向にあります

 


まとめ

流動性はその資産の売って現金にしやすい

 か、しにくいかをみるものである

ボラティリティーは価格の変動を示してい

 る

流動性が高いと現金化しやすいので価格は

 高め。低いと現金化しにくいので低くめ。

ボラティリティーが高いと価格が大きく

 動き、価格は比較的低め。ボラティリ

 ティーが低いと価格は安定するため価格は

 高め