未来に投資せよ!!
投資キャッシュフローとは一見投資をして得た利益を表すもの思いがちですが
きちんと言葉で定義すると
企業が投資にどれだけお金を使ったか、またその投資からどれだけ回収したかを表したものです
基本的には投資キャッシュフローがマイナスであることが良いとされていて
マイナスということは投資にお金を使っているということを示しているのである
次に投資キャッシュフローの中身の重要な点を見ていきましょう!
投資キャッシュフローの見るべきポイントとしては
きちんと未来に投資できているのか?
というところです。
例えば、設備を新しくしたり、会社の事業を拡大したり、人材を育成しようとしたり
これらを疎かにしている企業は現状に満足していると考えられ、成長意欲はなく
変化のスピードが早い現代社会で生き残っていくことは難しいと考えられることは
容易に想像ができるところでしょう
ではどこを見ればきちんと未来へ投資しているかがわかるのでしょうか?
見分け方のポイントとして
有形固定資産の取得と減価償却費を見ること
そして有形固定資産の取得≧減価償却費となっていることをきちんと確認しよう!
有形固定資産の取得とはざっくり言うと未来への投資額のことを示し
減価償却費は現状維持のために使われた機械などの費用を示します
有形固定資産の中には土地も入り
土地は減価償却しないので、機械のように経年劣化しないと考えられますので
有形固定資産の額は自然と高くなりがちです
だから有形固定資産の取得≧減価償却費は成り立たせなくてはいけません
未来に投資することで社会への貢献
お客様への貢献も果たし
最終的に利益率の高い状態になる可能性が高くなるので
きちんと未来への投資を怠らない企業に投資することは重要になります
まとめ
・投資キャッシュフローは投資にお金をどれだけ使ったか、またはそれかどれだけ回収し
たかを表す。
・重要なのは未来にきちんと投資しているか
・有形固定資産の取得≧減価償却費が成り立つかが重要