企業の安全指標(インタレスト・ガバレッジ・レシオ)

企業の多くは銀行から借金をして資金を調達して

自らの会社の設備投資をしたり、事業を拡大して

さらなる利益を追求していきます

 

 

会社の利益追求は良いことなのですが

お金を借りすぎて、会社経営を圧迫しては意味がありません

これは企業だけでなく私たちの生活にも当てはまるのですが

今回は企業に焦点を当てて話していきたいと思います

 

そこで安全指標として登場するのがインタレスト・ガバレッジ・レシオです

 

簡単に説明すると

 

支払い金利の何倍営業利益を挙げているかを表しています

 

支払い金利額が営業利益を上回ると

営業利益だけで金利を支払うことができず、

経常利益で赤字を出してしまします

 

つまりいくら営業利益で黒字を出したとしても借金が多く、金利支払いが大きと容易に経常利益で赤字になる可能性があるということです

 

近年において日銀によるゼロ金利政策によって

金利が以前に比べてほとんどないに等しくなりました

 

インタレスト・ガバレッジ・レシオが問題になることは少なくなりましたが

短期負債の金利は長期負債の金利に比べて高いので

やはり氣をつけるべきポイントなるのは間違いないです

 

また借金を多く抱えて経営している企業は

金利が1%上がっただけでも大きな打撃を受ける可能性があります

 

だから常に金利の支払い額を把握して営業利益でまかなえているかが

安全に経営できているかの1つの目安となるのです

 

まとめ

金利支払額の何倍の営業利益を挙げているか=インタレスト・ガバレッジ・レシオ

・多くの借金を抱えて経営する企業は金利上昇の影響を大きく受ける