金利の決定因子

金利というのは市場の成長率を見る上で非常に重要な働きをしているます

例えば

金利>経済成長率であったとするならば

 

企業というのはお金を借りて事業の拡大、設備投資など先行投資をして利益を得ます

 

しかし借りた金利以上に自分の会社が成長していかなければ

借金を上手く返済でず、結局借金返済が滞ったり、最悪倒産してしまいます

 

だから金利以上に経済成長率が高くなければ、

企業はお金を借りて自社の能力向上するとは思い留まることになってしまうので

お金を貸す需要がなくなり金利は下がることになる

 

一方で

金利<経済成長率ならば

企業は事業拡大、設備投資をすればお金を今よりも多く得られることが予想できるので

多少金利が高くてもお金を借りて企業の成長のためにお金を使おうとする

するとお金を貸す需要が高くなるので、自然と金利が高くなるはずである

 

以上から

経済成長率>金利または

経済成長率=金利

 

この式が成り立たなければ、

企業は借金をし事業拡大をしてももとが取れる機会は限られ

余裕がない状態で借金の返済をしなくてはならなず

最終的にお金を借りることを多くの企業でやらなくなってしまう

結果的に以上の式に近づくために高い金利は経済成長率に近づく

 

つまり金利というのは以下のようにいうことができる

金利≒(名目)成長率

 

また上の式が成り立つとき

経済成長率というのは借入期間に応じた成長率は変化していくことに注意しなくてはいけない

 

なぜなら短期金利長期金利かで金利が変わってくるからである

 

少しまとまりが悪いのだが

市場で金利が決まっていくということは将来の経済成長率がどのくらいになるなるのかということを市場が探っていると言える

 

まとめ

金利は経済成長率とほぼ同意義である

・市場で金利が決まっていく過程は将来の経済成長率がどのくらいになるのかと

市場が探っている状態と言える。