借金をしても大丈夫な額は?

私たちの身近な借金といえば

住宅ローンとか、車のローン

カードローンとかありますね

 

また企業も新しいプロジェクトと行ったり

設備投資をしたりで銀行から借金をして経営をしていきます

 

そこでどのくらいの借金ならば安心して経営を営んでいけるのか大体の目安があれば

経営するのにも安心ですし

私たち投資家も安心して企業に投資できます

 

そこで今回はざっくりとこのくらいの借金ならば安心ではないかなということを書いていきます

 

一般的に借金の許容額の計算として

借り入れ金から現預金を引いた(ネット(純額)の借入れ)がその企業の年間付加価値額を越える額

 

それを超えて借金をするも経営が難しくなると考えて結構です

 

付加価値からは借金返済だけでなく、

人件費やその他の経費も支払わなくてはいけないので、全てを返済に充てることは不可能です

 

ましてや企業なので、純利益を残して、

フリーキャッシュフローも確保したいところ

 

だから利益が出せている企業だとしても、

付加価値の1割、多くて2割くらいが難しいと

考えた方が良さそうです

 

また短期借入れか長期借入れかによって

返済する額はかわってくるのですが、

2、3年の借入れならば付加価値の2割程度

もっと長ければそれよりも少ない額を返して

いけばいいことになります

 

一概にこれ以上の額は借りちゃダメと言えないところですが、目安にしていただければ

資金繰りで困っている企業をなんとなく把握

することに使えると思います。

 

まとめ

・借金しても安心な額は借入れから現預金を引

 いた『ネット(純額)の借入れ』がその企業の

 年間付加価値額を超えない程度

・借入れ期間によっても資金繰りが楽か、苦し

 いかは変わる

・付加価値の1割から2割程度しか基本的に返済

 に使えない