多額の設備投資を必要とする設備投資型産業とは

大きく分けて企業の特色として

 

比較的大きな資金を設備投資に投資する企業と

 

設備投資をあまり必要としない企業の2つ存在しています

 

今回は比較的多くの設備投資費を必要とする企業についての特徴を詳しく見ていくことにしましょう!

 

 

はたして設備投資費がかかる企業とはどんな企業が存在するのでしょうか?

 

鉄鋼業であったり

通信事業

鉄道

ショッピングセンターなどの企業がそうです

 

イメージ的には大きな効果な機械や建物を買い、それを何年も回して利益を得るイメージですね

鉄道だったら電車

鉄鋼業だったらそれを作る製鉄所です

 

 

特徴としては何度も言っている通り、設備投資費という減価償却費が多くかかるということ

 

 

そしてその設備投資費の費用が大きいため参入障壁となり

資金を多く持たない企業がこのようなビジネスモデルに参入することが難しくなるので

ライバルが少ない少ないのも特徴のひとつと言えます

 

さらに重要なのが設備投資費をペイできるまで売上はそこまで上がらないのですが

売上高と費用が一致する売上高を越えると

急激に利益を伸ばすことが可能となります

また売上高に伴う変動費はあまり変わらないので利益をその分他の業種よりも伸ばすことができます


この売上高と費用が一致するところを損益分岐点売上高と言いますが

この損益分岐点売上高を越えると支払う設備投資費がなくなるため急激に利益を上げることが可能となるのです

 

よって設備投資型企業というのはなるべく早く損益分岐売上高


損益計算書を見ていると急激に営業利益の増加を目にすることがありますが

ただ上がっているから買うのではなく

上がった理由を自分なりにきちんと理解できていると更に投資の質が向上します

 

まとめ

・設備投資型産業は設備投資費(固定費)が多くかかる

・損益分岐売上高を越えると急激に利益が高くなる

・売上が高くても変動費はあまり変わらない