卸業とは?お答えします

前回設備投資型業種の説明をしましたが

 

今回は設備投資費があまりかからない業種について説明していこうと思います

 

設備投資費があまりかからない業種の例としては

卸売業とか商社などが挙げられます

 

仕事の内容は他社から仕入れた商品の横流しをして利益を得たり

またその間の仲介などを行うことで利益を得ることもあります

 

 

この種類の仕事は多額の設備投資費を必要としません

だから参入壁が低いのでライバルが多くなります

 

最近では起業する分野としても転売などの卸売業が多いのことから

ライバルは多くなることが容易に想像がつきます

また販売するプラットホームをヤフオク、メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマなど多種にまでわたり

ひとつの商品を販売するにしても珍しいものでない限り多くの販売者が存在します

 

 

この業種は基本的に他社から商品を仕入れるため

仕入れる商品の種類、数、量、販売経路などの変動費が変化します。

 

よってものによっては粗利は小さくなる傾向にあります

 

また変動費の一部として広告費、流通費、保管費、返品リスクがあります

これらは売上が多くなればなるほど変動費は高くなることから

粗利が小さいことが想像できると思います

 

つまり売上高が上がったとしてもその分の変動費が高くついてしまうため

損益分岐売上高を越えたとしても急激に利益が増える訳ではないのです

 

ざっくりと卸業の説明をしました

規模の割には利益率が低いと感じる企業があればぜひどんなことを生業にしているのか確認してみましょう

きっと大きな発見があるはずです

 

まとめ

・卸売業の基本は商品の横流し

固定費用がかからないので参入障壁は低いが、ライバルが多いので稼ぐには自分のならでは流通経路や販売先など

 他との明確な違いを出す必要がある

・利益率が多く取ることは難しい

・売上を上げようとすればするほど変動費がかかり売上を伸ばすことが難しい