稼ぐと使うで価値を上げろ!

企業の価値を判断するための指標としてDCF(ディスカウントキャッシュフロー)というものがあります

 


DCFとは

将来の企業の価値を今の価値に変換してから有利子負債で引く

 

そうすることで企業の現在の価値(株式の価値)を示すことができます

 

これを式にしてみると

 


DCF=『将来のキャッシュフローの現在の価値』−『有利子負債』

 


上の式を見ればわかるのですが

 

DCFを上げるには

 

『将来のキャッシュフローの現在の価値』を大きくするか

『有利子負債』を小さくすることしかありません

 


具体的にどうすれば良いでしょうか?

 


ここでキャッシュフロー経営の基本となる【稼ぐ】【使う】を登場させてみましょう

 


【稼ぐ】ことによって未来への投資や財務改善へ回すお金を増やすことができます

稼いだお金を未来への投資や業務改善に【使う】ことでさらに利益を上げられると考えられるので

『将来のキャッシュフロー』が増えることになり、さらに『有利子負債』に稼いだお金を割り当てられるので有利子負債を減らすことにつなげられるのです

 


まとめると

 

企業の価値を上げるためにはきちんと稼いでキャッシュフローを増やし、未来への投資、業務改善をして有利子負債を下げることなのです

 


【稼ぐ】【使う】と言うキャッシュフロー経営の基本はまさに企業の価値を高めることそのものだったのです

 


DCFをきちんと理解して企業が自社の価値を上げようと努力しているか判断するのも

投資家として非常に重要になるので覚えておきましょう

 

まとめ

・DCFは将来の企業の価値を現在の価値に変換して有利子負債を引く

・企業の価値を高めるには稼いで、きちんと未来への投資に使い、有利子負債を減らすこと