償却費を払い終えたならあとは登るだけ

減価償却費を払い終えた後は

急激に利益が伸びる

 


設備投資型の企業というの

は多額の設備投資費用がかかります

 

それと同時に

生産した商品に設備投資費の分が上乗せされ

商品は販売されます

 

例えばテレビ産業というのは

大量に製品を作ることにより

テレビ一台に上乗せされる設備投資費を分散させ、価格競争力をつけていました

つまり大量生産することにより一台あたりの価格を安くして価格競争力をつけているのです

 

もしこの設備投資費つまり減価償却費が無くなれば

より安く販売することができます

 

または値段はそのままで大きく利益を伸ばす

という選択肢も取ることができます

 

だから企業はあらゆる手段を使って

できるだけ早く減価償却費を払い終えたいのです

 

しかし減価償却費を払い終えるまえから大量生産して一台あたりの価格を安くすると

その分売り捌く量も増えてしまうのですが、

 

減価償却費を払い終わった後の急激な利益上昇を考えれば少しでも安く売り、早く減価償却費を払い終えて利益を確保した方がいいと考えるのです。

 

特に商品に差別化することが難しいもの例えばテレビなどに関しては

早めに価格競争で勝ち

後に大きな利益を得た方が有利と考えるのです。

 


まとめ

・設備投資型企業は減価償却費を払い終わる

 までが勝負

減価償却費を払い終えたらボーナスステー

 ジ

・差別化を図れないものは時間と価格競争で

 勝負