日本の経済指標
景氣動向指数と日銀短観を追跡し、攻略せよ!
経済動向を把握するために
たくさんの経済統計が定期的に発表されている
GDPの構成要素から考えるとどの指数がGDPのどの要素に影響与えているかわかってくる
しかしそれらを全てきちんと把握して
景氣動向を予想することは
非常に手間であり
専門家くらいしかできない
個人投機家にとっては非常にハードルが高いと言えよう
そこで今回は
景氣動向を把握するために2つの指標に注目する
それが景氣動向指数と日銀短観である
景気動向指数は
遅行指数、一致指数、先行指数の3つの種類の指数がまとめられて作成されている
特に景氣動向を占う上で重要なのが
一致指数と先行指数だ
しかしこの指標にも欠点が存在して、
それは速報性に乏しいというところだ。
だが景氣動向を把握するためには
バランスの取れた指標なので
軽視することはできない。
日銀短観は
全国約一万社に詳細なアンケートをとり、
その結果を集計したものだ。
欠点としては3ヶ月に一度しか発表されない
ことだが景氣の担い手である企業が景氣をどう捉えているか見て取れる大変貴重な指標となる
また日銀の金融政策を決める際の重要な参考資料ともなるので非常に重宝される。
投機で経済指標を参考にファンダメンタルトレードをしようとすると指標が多すぎて混乱することがある。
だからまずは今回紹介した二つの指標、
景氣動向指数や日銀短観の指標
を丹念に追いかけることで
トレードの指標にしていきたい。
まとめ
・日本経済における経済指標はたくさんあ
り、全て追うことは難しい
・景氣動向指数、日銀短観2つの指標を丹念
に追ってみよう