市場にとって最も大切なものは何か?
市場における信認こそがすべて!
市場における本当に適切な価格というのは誰にもわからない
例えば金利は
将来のインフレ率や経済成長率を含んでいるのであくまで将来の予想であり
適正価格な価格に近づくか近づかないかは確率が存在するだけである
株価もほとんど同様なことが言える
企業の利益成長率や景氣の良い、悪いの予想が織り込まれている
あくまで予想だからそこには確率があるだけで、正確にこの値になるということはいうことはできない
市場の正確な価格がわからないからこそ
常に価格は変動する
この価格が動いている様はまさに市場がどのくらいが適切な価格なのか?
を探っている状態と言えるのだ
このような価格の形成というのは
市場の参加者が共有する暗黙の仮定つまり
市場の信認によって成り立っている
例えば
中央銀行は独立性が保たれていて、ハイパーインフレを起こさないように管理されていること
市場そのものが健全であり
買いたい時に買え、売りたい時に売ることができること
政府によって著しく市場が歪められ市場原理が働かなくならないようになっていること
これらのことが
当たり前に健全に働いているという前提で
私たちは安心して取引を行うし、
それを信任と呼びます
これが侵されたとき
投資家は円滑に取引ができなくなってしまうのである。
まとめ
・市場における価格が常に動くのは市場が適切な価格を探っている状態
・投資家が安心して取引ができのは市場に対する信認があるから