先物とは?

先の日付で取引するので、

少ない額の証拠金で売買する!


通常株を買う場合は

お金を先に払うことで株を買うことができる。

 

一方で株を売るときは

保有している株を売り

その対価としてお金を受け取ることができる


ここで先物というの

は少額の証拠金を払うだけで

それに見合うお金を支払わずに株を買い、

また保有していない株を売ることができるような商品である。

一見すると魔法のような取引だが、これは使い方に注意が必要なので実際の具体例から把握してみよう!


先物利用の具体例としては
数日後お金が入って来るので、それを株式投資に利用したいと考えたとする。

普通であればお金が入ってくるまで買えないので、それまでに株価が上がってしまえば収益機会を逃すことになってしまう。


しかし先物ならば先物を先に買っておくことで株価が上がった時に先物も値上がりし、利益を生むので、収益機会を逃さずに済む。

 

実際にお金が入ってきたときに現物の株式を買う際には既に値上がりしてしまった値段でしか買えないことは変わらないが、

 

同時に先物をを反対売買して利益を確定させれば、先物を買った時点にもどって株式を買ったのと同じ効果を発揮する!


ここで大切なのは先物取引は利益を確実に得られるものではなく、

相場予想に基づき、機動的に取引することを可能にするということである!


別な言い方をすると、先物というのは手元に投資金がないとか、取引先の株なので配慮のため売ることができないなどの現実の制約から離れて、

自分の意思と判断力で行動を起こす自由を保障するものであり、利益が確実に決定しているものではないので注意が必要なのだ!


まとめ
先物とは現実的には資金がなくてもあらかじめ先物を実際の株の代わりに買うことが出来る。
・手元にお金が入った時に先物を買った日にさかのぼり先物を買った値段で買いつけを行う。
先物は現実的な問題としては無理なとき、制約を離れ自分の意思と判断で行動を起こすことができる自由を与えてくれる。
・利益を保障するものではない。