テレビの価格は何故あんなに下がっているのか?

大量生産が価格破壊につながる

 


ヤマダ電機ノジマ電気に行くと広いスペースを費やしているのがテレビコーナーになります。

私の小さい頃(30年前)に比べると薄い、画像は綺麗だし、音も綺麗

 

そして見逃し機能とか言う便利な機能までついています

 

そんなに多機能な商品なのに30年前と比べて高くなってもおかしくないのに意外と値段が安いんですよね?

 

何でこんなに安いのか考えたことがあるかもしれませんが

 

今日はそのことについて話していきます!

 

 

早速結論から言うと

 

大量生産することにより価格競争力をつけているからです

 

テレビを作る工場というのは莫大なお金がかかります

 

金額で言うと数千億くらいです!

 

あまりにもデカイ額なので目が回りそうですが笑

 

工場を作るために多額の初期投資が必要なのですが、それは製品を作ると製品価格に転換されるのです!

 

もう少しわかりやすく少ない額で考えていきましょう!

 

例えば1万円の機械の初期投資をしてお菓子を1個作ったとしましょう

 

そのお菓子の価格は1万円となります

 

しかし1万円のお菓子、しかも機械で作ったなら高くて買いたいとは普通の人なら買わないですよね笑

 

そこで10個作るとどうなるでしょうか?

 

1個あたり1000円のお菓子になりました

 

だいぶ安くなりましたね笑

 

これを繰り返し1万個作ったら

1個あたり1円のお菓子ができます

 

多額の設備投資費に対して大量に商品を作れば

1個あたりの商品の値段が安くなりました!

 

これをテレビを作る過程で行っていきます

 

設備投資費が高い、さらに大量に作らなければテレビ1台あたりの価格が高い

 

そしたら

"大量に作って一台あたりの値段を安くして価格競争で負けないようにしないと"

 

ってな感じです

 

また

このような発想のメーカーが全世界にあるので、さらに価格競争は激しくなります

 

今は性能とかデザインとかあんまり変わらないので、買うハードルが1番高いのは価格になります

 

だからこそ

テレビは激しい価格競争に揉まれ、性能、

デザイン、重さなどに関わらず安く提供されてしまうのですね

 


これはテレビを作る過程のみで起こっているのではなく大量生産が行われている業界では同様なことが起きていると考えられます

 

 

自分の周りのもの

特にパソコンやスマートフォンなど

何故この価格で売られているのか?考えると投資のヒントが隠れているのかもしれません

 

 

 

まとめ

・設備投資が高い分、大量生産で商品値段を

 下げている

・みんな同じような考えで商品を大量に製造

 すると価格競争に飲み込まれる

・デザインや性能などで差別化を図れなくなる

 と価格競争にの見込まれてしまう