金融市場と実体経済経済の本来の関係
市場と実体経済はお互いに影響し合う
これまで金融市場は実体経済経済の動向映す鏡だとか、将来予想する最適なツールだの、実体経済の一部なのかはっきりしないと思われるだろう。
それもそのはずで、実はお互いに影響し合っているので、どちらでもあるからなのだ。
金融市場というのは、
多くの投機が最新の情報を集め、分析して、経済の合理的な予想を織り込んでいる。
ただしそれは実体経済の将来図を客観的に独立的に映し出すという類のものではない。
つまり金融市場と実体経済はお互いに影響を与える合う存在なのだ!
実体経済に何か起これば
ある市場も変化が現れ、市場に変化が先に起こっても再び実体経済にフィードバックされ、お互いにある動きに対して影響を強めたり、弱めたりしながらフィードバックは常に繰り返される
だから金融市場と実体経済を切り離して考えることは本質を見失うことであり、そもそもできないのだ。
実体経済は企業経営者や消費者の景氣にたいする心理的な判断や資金調達のしやすさによって大きく左右されるのである。
心理判断や資金調達のしやすさは金融市場に大きな影響を受けるものであるから金融市場無しに実体経済を考えることはできないし、その逆もまた然りである。
まとめ
・金融市場と実体経済はお互いに影響を与え合
う。
・金融市場と実体経済を別々に独立したものと
考えてはいけない