三菱商事の華麗なる中身の変身
投資会社へ変更により利益を伸ばす
以前も記事に書きましたが
商社の仕事というのは
商品を右から左流すようなビジネスモデルを取っています
だから誰でも始めやすいというメリットがある反面
参入障壁が低いので多くのライバルができる
また損益分岐売上高を越えたとしても売り上げが急激に伸びるわけでもなく
業務を拡大しようとしても変動費が多くかかり利益を高くすることが非常に難しいというデメリットが存在しています
三菱商事もこの商社(卸売業)の典型的なビジネスモデルを取っていたのですが
ビジネスモデルを変更して利益を大きく拡大しました
その理由として商社から投資会社にビジネスモデルを変化させていったからです
三菱商事はローソンをはじめとする多くの企業に資金を出資して投資をしたり、
人材を派遣して
出資先の企業の利益を上げて、その利益の中から自らのリターンを得ているのです
投資会社のビジネスモデルを変更することのメリットとしては
出資先と同じようなリターンを得ることができる
と言うところになります
例えば設備投資型の企業へ出資するとすると、
設備投資型のメリット、つまり損益分岐売上高を越えると大きな利益を得ることができるのです
また設備投資型のビジネスモデルを確立するには膨大な初期費用が必要不可欠ですが
投資するだけなのでその必要がなく
同じ利益構造を手にすることができるのです
三菱商事だけでなく他の企業も利益を上げるためにビジネスモデルを変更したり
投資会社にシフトしたりしていることがあるので
ぜひこの機会に確認しえ自分の目で確認してほしいと思います
まとめ
・総合商社から投資会社にすることで利益を大きく伸ばすことができるようになる
・投資会社のメリットとして投資先と同じビジネスモデルを手に入れることがで、リタ
ーンもそのビジネスと同じようなリターンを得ることができる